知っておきたい!睡眠の大切さ

子どもにとって、夜の睡眠はとても大切なものです。
十分な睡眠をとらなければ、脳や体の発育に影響が出ます。
しっかり睡眠がとれるように、生活リズムを整えましょう。

レム睡眠とノンレム睡眠

脳が活動していて、目を閉じた状態で眼球がすばやく動いている状態(夢を見たり、たまに夜泣きをしたりする)を「レム睡眠」、脳が休んでいて、眼球が動かない状態(深い眠り)を「ノンレム睡眠」といいます。寝入って間もないころはノンレム睡眠になり、徐々に浅く短くなってから目覚めていきます。

乳児期はほとんどレム睡眠

乳児期は、レム睡眠を多くして脳を活発に活動させることで、脳の発育を助けています。成長とともに、睡眠は日中の疲れた体や脳を休める役割になっていきます。

幼児期はノンレム睡眠が増える

睡眠中の子どもたちの脳からは、いろいろなホルモンが分泌されますが、成長ホルモンは昼寝では分泌されません。夜眠りについてから、4~5時間分泌され、23時~2時の間は、集中的に分泌されます。
毎晩深い睡眠(ノンレム睡眠)が十分にとれていれば、成長ホルモンがたくさん分泌され、子どもの発育を促進します。